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ブラスの祭典(2) 価格: 2,520円 レビュー評価:4.5 レビュー数:13 何というはちきれんばかりの若々しさと集中力! オーケストラ全員が、これほど高い士気を持って、熱く引き締まった音楽を奏でることは滅多にないことだ。この圧倒的な表現力は、普通のオーケストラと吹奏楽の壁をあっさり乗り越えるだけの破壊力を持っている。たとえば、バーンスタインの名作「プレリュード、フーガ&リフス」の躍動感から、ワーグナーの『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」の感動的な息の長さ、そしてレスピーギ『ローマの祭り』の巨大性への見事なコントラストを聴いていると、何よりも彼らの音楽家としての真摯さ、そして愛に打たれずにはいられない。 人気絶好調の佐渡&シエナの音楽の |
悪なあなた~歌謡番外地 価格: 2,520円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 このCDを買うきっかけは、エルザの山猫の唄におけるスタジオミュージシャン時代のチャー様のギターが聞きたかったからです。しかしそれを忘れてしまうほど一曲目の小山ルミでノックアウトです。全曲すばらしいです。買ってもそんしないですよ。ちなみに5曲目のギターもチャー様だと思われますがどうでしょうか。 |
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野生のエルザ〈改訂新版〉 価格: 2,048円 レビュー評価:2.0 レビュー数:3 このジョイ・アダムソンという人、彼女の死後の研究でわかったのだが、エルザには確かに愛情を注いだが、夫との間には軋轢を起こし(というか夫に対する愛情の欠如からくる亀裂)、また現地の使用人に対しては見下した態度で、支配者階級然として振舞い嫌われていたという。
僕はその研究結果が発表されるまえに、この作品を読んだのですが、何か形容しがたい違和感を覚えたのです。エルザとの交流は当然描かれるのですが、それ以外の夫、使用人を始めとする人間の描写が、本当に申し訳程度で、また、あまりにも無個性なのです。
のちに、この作者の本当の人間性、つまり他者に対する無関心、自分の愛情を無批判に受 |
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